アスペのキツネ

大人の発達障害(アスペルガー)に悩みながらも思考する。メンヘル的ライフハック、アスペと共存する方法の模索。

発達障害当事者会を作りませんか?

ツイッター発達障害界隈での議論が活発になってきました。それを受け、多くの方が「何かしたい」「支援ができれば」という思いを抱えているようです。

今回の記事は、すかいゆきさん@sky_y(運営ブログ:サードウェーブ系哲学的ゾンビ)と発案した「発達障害当事者会」についてです。

Twitterで起こった「発達障害を支援したい」という声

発達障害界隈で、様々な方が「インターネット上で発達障害者を支援したい」という声を上げました。サービスの発足、雇用につながるサービスなど、意見は多様。みんな同じ気持ちの中で声を上げている。当事者の「困りごと」の多さを目の当たりにした瞬間でもありました。

各々、様々な意思や意見があり、「もっと発達障害者が生きやすい世の中を」という同じ志を持っていました。私はそれをリアルタイムで見ながら、「私も何かしたい」という思いに駆られ、何かできることはないか…と思案を重ねていたところに、すかいゆきさんとたまたまDMでやり取りしていました。

しかし、当事者だけでは非力です。私はうつ病でほぼ寝たきりですし、運動を起こそうとか、大きなイベントに参加しようという、体力を使うことはなかなかできません。こういった当事者の方も多いのでは?という話が、すかいゆきさんとの会話の中にも出ました。

発達障害者を支援する団体が必要

主に当事者が、自分たちの生きづらさを解消するために活動することはできないか? と、すかいゆきさんとともに思案した結果、「小さな力ではどうにもならない。当事者会があれば、大きな力になるのでは」という結論に至りました。

団体があれば、団体名義でWEBサービスやイベントの主催も可能です。リアルでのイベントは敷居が高いかもしれませんが、Skypeを利用した会議や議論、クローズな場での情報交換もやりやすくなるでしょう。

サイトの運営には、主導者やIT知識に長けた人材が必要になってきます。そういった際、参加している当事者の中で問題の分野に強いメンバーがいれば知恵を貸してもらうことができます。逆にその人が困っていることを、ほかのメンバーが補うこともできるでしょう。

自分たちでできる小さなことから、問題を解決していけないだろうか……。それが、当事者会発足を発案した私たちの強い思いです。

声を上げよう、助け合おう

発達障害者の「困りごと」を共有できる場として、当事者会を発足することは、大きな一歩ではないでしょうか。診断済みの方、グレーゾーンの方など、当事者が手を取り合って生活の質を上げられるような当事者会にしたいと思っています。

私たちは「ひとりじゃない」!家から出られない方も、障害クローズの方も、グレーゾーンの方も、みんなで同じ悩みや思いを共有しませんか?